2022年2月17日発売号の週刊少年マガジンに掲載の弱虫ペダル674話のネタバレ速報をお届けします。
白熱する新開兄弟のゴール前対決を制したのは、なんと兄である隼人でした…!
2人とも鬼の形相でゴールに向かう姿は、「さすが兄弟」と言わざるを得ないほど似ていましたが、2人とも”憧れ””葛藤””くやしさ”などいろいろな感情を抱えながら走っていました。
隼人が勝ったこのレース、負けた悠人が顔を覆う姿はとても印象的でしたね…。
気になる”新開兄弟のレース後”、早速見ていきましょう!
※先週のネタバレはこちら→弱虫ペダルネタバレ673話

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弱虫ペダルネタバレ674話速報
※弱虫ペダル674話のネタバレを含みますのでご注意ください。
勝ったのは隼人
鬼同士の闘いの決着。勝利したのは兄の隼人でした。
巻頭カラーで始まった今週の弱虫ペダル。
ハコガクの後輩たちが見守る中、勝った隼人は堂々と左手を掲げます。
悠人は、その隣でうなだれている様子でした。
その”新開兄弟”の勝負の行方に、泉田や葦木場を始めメンバーたちも驚いていましたが、真波は「頑張ったね、悠人」と、一人悠人を気にかけていました。
頭を抱える悠人の前には、隼人の背中が。
やはり”兄の背中”を超えることは難しかった…そんなことがわかる描写ですね。
「くっ…!こっちまで息が上がるバトルだったぜ!」「すげえやべえ!トップスピードどんだけ出てんだあの二人!」と、ユキや銅橋も興奮冷めやりません。
とうとう”新開兄弟対決”に終止符が打たれ、勝利したのはやはりというべきか…隼人でしたね。
隼人のクセを見抜いた悠人は必死に追いついていましたが、それすらも見抜いていた隼人。
自転車歴の問題なのか、センスの問題なのか…。
努力の悠人と天才の隼人の対決の決着もついた気がします。
負けた悠人は…
一方、勝負が終わって負けてしまった悠人は、一人この結果を信じられないとでも言うような表情をしていました。
「まじかよ!くそ!まじかよ!」「くそおおおおおお!」
そう叫ぶ悠人は、いつもの”余裕”な雰囲気ではなく、ほぼ初めてとでも言って良いほど”自分の感情”をむき出しにしていました。
「ちっくしょ!くそあああ!」と悔しがる悠人を見つめる隼人は、そっと自分の手を差し伸べました。
「あ!?」いらだちの隠せない悠人に、それでも手を差し出す隼人。
「握手だよ。いい勝負をした」「それをお互いに讃えあう握手だ!」「オマエは本当に強かった。見違えたよ、驚くほどにな。成長したな」と、清々しい表情で勝負の感想を述べる隼人ですが…。
「してねえよ!」と、悠人らしくその握手をはねのけます。
ここで新開兄弟仲直りか!?と思いきや、やっぱりここでも悠人はライバル心向きだしですね(笑)
「強くなってねえから負けるんだろうが!理屈に合わないんだよ!強くなってるなら勝つだろう!」「オマエは自分が勝ったからいい勝負って気分よく言ってるけどな!」
「おれにとっては全然いい勝負じゃなかったよ!”お互いに”じゃねーよ!」
と、勝負の結果に納得がいっていないようでした。
「くそっ」
弟への言葉
自分の弱さにげんなりしている悠人でしたが、隼人はそんな”弟”を見て…。
「おまえ、本当に凄いけどな」と、代名詞でもある栄養食を食べながらつぶやきます。
「そうやってすぐ上から目線で茶化す」「茶化してないさ」「うるせえ!」
一瞬でこれまでの確執のある兄弟のようなやりとりになってしまいました…。
「ていうかさ!あんたゲストで”追い出しライド”来てて何勝ってんだよ!」「在校生のレースだよこれ!普通に在校生に花もたせるとか何かあるだろ!」
もう悠人の負け惜しみが凄いこのセリフ(笑)
走っているときはいろんな感情が混ざって、目の前の隼人に追いつくことだけを考えていた悠人ですが、このセリフこそいつもの悠人が言いそうなセリフでもありますが…。
「いじめる側に回るって言っちゃったからな」「それに、花持たされて勝ってうれしい?」
さすがは兄、悠人の核心をつくような言葉を放ちます。
「そういう正論も腹立つ」と、悠人もご立腹の様子…。
「悠人、おまえは本当に才能もセンスもあるよ」「は?イヤミかよ?」
と、ここで悠人はついに過去のことを兄・隼人に打ち明けます。
「知らないかもだけどさ!俺はさんざん言われてきてるの!”オマエの頃の隼人はもう”って!」「表彰台、表彰台、表彰台!」「なのにオマエは何やってんだって比べられてんだよ!隼人になれってみんなに言われてるんだよ!」
「コツコツ一人で努力しても俺は名前も呼んでもらえねえんだ!」
必死に訴える悠人に、隼人は一言「知ってるよ。」と。
これまでのそれぞれの想い
「けどオマエのそういう地道な努力がさ、いつかおれを超えさせたんだ」
そう悠人に伝える隼人の表情は、どこか意味深でした…。
「はあ?超え?超えてねえよ!何調子の良いこと言ってんだよ!超えてたら今も勝ってたろ!」
それでも反論する悠人に、まだまだ「超えてるよ」と伝える隼人。
隼人は、悠人が自分を超えていることをずっと知っていたのでした。
「俺を十分に超えてるよ」「俺はさ、オレが箱根学園で1年生の時はインターハイには出れてないよ」
それを聞いた悠人は、ハッとした表情を浮かべました。
「がんばってたけどね。箱根学園2,3年の壁は厚くてね。俺はスプリンター組のトーナメント最終戦で見事に散った」
「そこから1年間必死で頑張って、次の年出場権を得た」「ま、いろいろあって棄権したけどね」
と、過去の自分の高校時代のことを語り始めました。
「聞いたことある、噂で…。」と、悠人はあることを思い出します。
「気まぐれで蹴ったとか言われてて、その理由は福富さんしか知らないとか…。」
「そうか、”兄貴”…。3年で初めて出たんだインターハイ」
と、ここで悠人が隼人を”兄貴”と呼ぶことも印象的ですが…。
1年生で出場したインターハイ
「今まで兄貴が3年で初めてインターハイに出たということを考えもしなかった…。」
その事実に驚愕している悠人は、自分が1年生で出ていることの凄さも知るのでした。
「夢中で前向いて走ってたら、知らないうちに目標物を追い抜いてたなんてよくあることなんじゃないの?」
兄のその言葉に、さらにハっとする悠人。
「今日もオマエはオレに本気で勝つ気で挑んできた」「大学レースでレギュラージャージ貰って走ってる俺に、だ」
「そして、ラインギリギリまで並んで追い詰めた」「強かったし、成長もしてる。”高校1年生”で”大学生”に本気で勝つつもりで挑むなんて、”オマエの頃の隼人はできてないよ”」
心から本気で思っているような言葉でした。
オマエの頃の隼人
昔から、悠人に「オマエは才能ある」と言い続けてきた隼人。
それは高校生になっても、そして今のレース勝負をしても変わらない言葉でした。
そんな隼人の思いを聞いて、思わず赤らむ悠人。
「何言ってんだ!調子いいこと言ってんじゃ…」と言う悠人の横に並ぶ隼人。
「は?何だよ今度は隣に並んで?!は!?肩に手?!なんだよ?は?手?」と、褒められて動揺が隠せない悠人。
この慌てふためき様が”めちゃくちゃ悠人”っぽいですよね(笑)
「さっきの握手かよ!いいよやってやるよ!」と、珍しく素直になった悠人に隼人は…。
「いやあ、俺が勝ったんで”星”をもらおうと思ってね」と、得意げに悠人の星をビリリっと破る隼人。
その流れに「なんだそれ星ー-?!しっかり持っていくのかよゲストのクセに!」と、なにか納得いかない悠人。
「泉田たちが後ろから来てるから、合流して勝利を報告しよう」「さっき俺の握手をはたいた仕返しだよ、バキュン」と言う隼人に…。
「いじめる側ー!!!」と叫ぶ悠人でした。
「おれの出番はこれくらいで終わりかな?」隼人の問いかけに、「はい、次は山です」と、真波が答えます。
「クソ…なんなんだよバカ兄貴」
新開兄弟のレースが終わって、隼人が見事というか、うまく悠人の性格とセンスを見抜いていて、それを率直に伝えたからこそ、悠人は再び”隼人君”ではなく”兄貴”と呼ぶようになりました。
その進歩は相当なものですよね…!
レース中はいろんな感情があふれていた2人でしたが、無事決着もつき確執も(ほぼ?(笑))なくなって本当に良かったです。
次のレースは、山。
となると、勝負は真波とユキということに…!
弱虫ペダル674話のTwitter民の感想は?
弱虫ペダルネタバレ674話のTwitter民の感想は…。
「兄」としての隼人と、「弟」としての悠人が無事帰ってきたことにみなさん喜んでいました!
弱虫ペダルネタバレ674話のまとめ・考察
白熱した新開兄弟対決、ついに決着しましたね!
結果的には隼人が勝ちましたが、そんな隼人に本気で勝負を挑んで、ギリギリで負けた悠人もかなり凄い選手であることが改めて分かったレースでした。
思えば隼人が高校1年生の時に出られなかったインターハイに、当たり前とばかりに出場していた悠人はやっぱりセンスがあったんですね!
それを昔から知っていた隼人だからこそ、「自分のせいでその才能を閉ざしてほしくない」と、ずっと褒めていたのかもしれません…!
無事”兄貴予呼び”も復活したところで、次回からはクライマー対決!
次回のレース展開も楽しみです!