だんだんと白熱してきた”新開兄弟”のレース対決。
直線の鬼と呼ばれた伝説・隼人と、自身を「クライマー」と称しながらも実施スプリンターのような走りをしている悠人。
レースとともに、2人の”因縁”も決着しそうな予感です…!
この勝負の行方が、ハコガクメンバー内の雰囲気や今後の弱虫ペダルにも影響しそうです。
白熱する兄弟対決、早速見ていきましょう!
※先週のネタバレはこちら→弱虫ペダルネタバレ671話

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弱虫ペダルネタバレ672話速報
※弱虫ペダル672話のネタバレを含みますのでご注意ください。
ラインまで残り250m
後輩の引きのおかげで2人の最終勝負に追いついた泉田たち。
そのはるか前では、新開兄弟が必死の走りをしていました。
自分の直観や空気の読みを最大限まで研ぎ澄ましている悠人は、兄・隼人が「いつ4撃目を発動するか」をじりじりと待っている状態でもあります。
そんな中始まった”ラインまで残り250mを切ったラストスプリント”の場面。
直線の鬼の隼人と変わらず、悠人もまるで”直線の鬼”と化しています。
こうやってみると2人の表情もかなり似ていて、「さすが兄弟だな」と思わざるを得ませんね。
見ている限りほぼ横一直線で、突出した差は感じられません…!
ここで伝説のスプリントと呼ばれている隼人が抜きん出てもおかしくありませんが、そんな隼人に追いつくように走っているのが弟・悠人でした。
悠人はやはりクライマーではなくスプリンターなのか?!
2人とも鬼の形相を保ちながら、凄い剣幕で「悠人!!」「隼人君!!!」と名前を呼びあいます。
2人の想い
「隼人君を絶対に追い抜いて倒す!」と意気込む悠人と、「絶対に負けないからかかってこい」と意気込む隼人。
これまでほとんど”弟”と走ってこなかった隼人は、内心嬉しそうでもありました。
なぜなら、隼人自身は弟である悠人をとてもかわいがっていて、自分を真似て自転車レースをはじめてくれたことがとても嬉しかったからなのです。
隼人自身も、悠人が「自分の弟」としか呼ばれていないことを知っていました。
自転車部の後輩はもちろん、母親からもその話を聞いていたというのです…!
隼人自身がこのことについて知っていたのは意外な感じがしましたが、ともに同じ家で暮らしていたり、同じ学校に通っていたことからすると自然なことかもしれません。
ただ、それでも自分のせいで”劣等感”を抱いてしまった悠人と仲良くしたいがために、気づいていないフリをしてしまった可能性も。
結果的にそれも悠人の逆鱗に触れるのですが…。
さらに、悠人が「隼人君」と兄を呼ぶきっかけとなった数々のレースでの悠人の扱いも知っていたようです。
兄としては複雑な心境だったでしょう…。
さらに、自分がレース中に轢き殺してしまった「親ウサギ」についても悩んでいた隼人ですが、それでも自転車レースをやめることはありませんでした。
一緒に暮らさないようになって…
ハコガクを卒業した隼人は、大学入学と同時に一人暮らしをするようになりました。
「みんながエース」と言われているハコガクに在籍しているときは、”レース中心”の生活だったことは容易に想像できますが、一人暮らしをして少し余裕ができたよう。
そこからこれまで”距離を置かれていた”弟・悠人のことを考えるようになったという隼人。
一人暮らしの家に引っ越した際に、紛れ込んでいた1つのCD。
それは、悠人のものでした。
「こんな音楽を聴くなんて知らなかった…」と。
一つ屋根の下でともに過ごしていた弟のことを何も知らなかった自分に、少し驚きもあり悲しみもあったのかもしれません。
悠人はずっと「隼人みたいになる」と意気込んで、どんな場所でも一緒についてきてくれました。
それでも、「ここまで来れるだろう!」「ついて来い!」と、後ろを確認せず前だけを向いて進み続けていたことに気づいたのです。
”兄として見られたい”という前に”自分は兄として何もできていなかった”ことを知るのです。
悠人、待たせたな!
そんな自分に気づいていたからこそ、この2人で走っている勝負を純粋に楽しんでいる隼人。
2人ともいろんな想いを抱えながら、レースはついにラスト100mまでになりました…!
インターハイとは違う、何か変な感覚を悠人は感じていました。
ライバルであり、兄弟であり、憎んでいる存在であり…。
「最大の敵」そして隼人に「あこがれている」ことを再認識するのです…!
”愛情の裏返し””妬み”という言葉がありますが、悠人はまさに隼人にそういった感情を抱いていたのでしょう。
いつだって、思い出すのは2人が仲の良かったころ。
2人であずまやまで競争した”純粋に楽しかったころ”の思い出でした…。
ずっと続いてほしいこの時間
そして、悠人は感じます。
「この時間がずっと続けばいいのに…」
兄と2人で一緒に自転車で走る喜びや楽しさを、改めて思い出したのです…!
どちらも素直になれないまま、いろいろな感情だけが頭をグルグル駆け巡っていました。
そして、そんな想いを胸に秘めたままゴールラインの手前までたどり着いた新開兄弟。
その様子を見ていた泉田を含むハコガクメンバーたち。
最後の一踏み…!
果たして新開兄弟のレース決着の行方はいかに?!
弱虫ペダル672話のTwitter民の感想は?
弱虫ペダルネタバレ672話のTwitter民の感想は…。
もう少しで決着がつきそうな”新開兄弟”の勝負の行方が気になっている方がたくさんいらっしゃいました!
弱虫ペダルネタバレ672話のまとめ・考察
白熱している新開兄弟のレース。
とうとう次のストーリーで2人の決着がつきそうです…!
ギリギリの展開で続きが気になる…とモンモンとしている読者も多そうです。
果たして、この2人が仲良く一緒に走る日は再び訪れるのか?!
2人の確執が解消するときは来るのか?!
次週の勝負の結末も楽しみです!