新開兄弟の激熱レースで終わった前回。
悠人が待つ”4激目”を見事見抜いていた隼人ですが、それでもまだ「勝つこと」を目標に走りつづける悠人。
今後ますます新開兄弟のレースも白熱しそうですが、気になるのが今後の展開!
ハコガクメンバーはたびたび出てきていますが、主人公である坂道をはじめ”総北メンバー”が全く出てきていない状況。
これからハコガクメンバー意外も出てくるのか?!
続けて新開兄弟のレースが激熱展開になるのか?!
早速見ていきましょう!
※先週のネタバレはこちら→弱虫ペダルネタバレ670話

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弱虫ペダルネタバレ671話速報
※弱虫ペダル671話のネタバレを含みますのでご注意ください。
孤独に走るレース
「オレは一緒に走るやつは全員敵だと思っていた」という語りから始まる671話。
レースでも練習でも、インターハイでも前年度覇者の「山王」を倒すつもりで走った。「山王」が”最大の敵”だと思ったから!
だけど、それは違う。身体や皮膚が”違う”って言ってる!
この語りは、悠人のものでした。
「俺の最大の敵は、たった今、目の前を走っている兄(こいつ)!新開隼人だ!」「細胞がそう言っている!」そう思いながら、”勝ち”に向かってひた走ります。
隼人ではなく”悠人”としてみんなに認識してほしい、その思いが昔からある悠人は、この「兄との勝負」が要となっているんです。
これまで「隼人くん」と兄を読んでいた悠人も、ここでは「隼人ぉ!」と叫んでいます。
「悠人!なつかしいなその言い方!呼び名は”隼人君”じゃなかったのかあ!」と、どちらも本気で走っていることが伝わってきます。
身体を寄せ合いお互い楽しそうに走る2人は、とても確執があるようには見えません。
「良きライバル」のような関係性を感じる2人ですが、それでもまだ溝は深いままです…。
「悠人!それだ!本気のあたり!これくらい本気でこないと全身の針の穴をこじあける気でこないと、”お前の本当に欲しいもん”は手に入らないよ!」と、あおるように悠人に言う隼人。
そのまま悠人に体当たりし始めました。
これまでの悠人はここで怒りをぶつけそうですが、まだまだ負けません。
当たってくる隼人を押しのけて、さらに体当たりしていきます。
白熱する兄弟のレース
ガガガ…と兄である隼人を押しのけ、さらに2人の間を開けていく悠人。
その様子に、隼人も興奮気味です。
自分の手を見ながら「それだよ悠人もし最後まで冷静に、かつ機会をうかがいながらうしろに張り付くような走りをしてたら、俺はこの戦いの後…。」
「お前を課題評価しすぎていたと反省するところだった!」
と、すごいプレッシャーで悠人に語り掛けます。
これまで隼人の動きを盗み見しつつ絶好の”タイミング”を狙って走っていた悠人。
ただ、その走りはレースでは「頭脳戦」であり、悠人と走りたい隼人からすれば「ただの茶番」です。
だからこそ、”自分の身体全身で体当たりしてくる”がむしゃらな様子の弟の姿に関心したのかもしれません。
「うるせえよ!難しいこと並べてんじゃねえ!」と、さらに間を詰めていく悠人。
「こいつは敵、最大の敵。」「細胞や心がザワつく、だから今、全身全霊で”お前を倒す!”」と言葉と心で誓う悠人。
最初は”頭脳”で戦うしか兄への挑戦ができないと知った悠人ですが、隼人がその作戦をものともしない様子を目の当たりにし、”自分のスタイル”で改めて攻めています。
その悠人のかつての姿を見た隼人もまた本気の走りをし、その走りを見た悠人がさらに自分なりの走りをする…。
兄弟間で”相乗効果”を築き上げているこの様子がなんともほほえましいです。
隼人の思い
「その言葉、その魂の言葉を間近で聞けてうれしいよ」
残りの距離は、わずか300mでした。
「俺も心おきなく鬼になれる」
そして、次の瞬間隼人は言葉の通り”鬼の形相になっていました…
ついに、隼人が”直線の鬼”の表情をあらわにしましたね!
「これが見たかった!」「ついに!」の声も聞こえてきそうですが(笑)
それでも、”優秀すぎる兄のせいで自分に劣等感を抱いてしまった”悠人を応援したい気持ちも残っています。
「来る、4激目!目で見なくても分かる。近いからか、触れているからか、遺伝子が近いからかわからないけど、次に最後の一撃がくるのが分かる!」
と悟った悠人は、さらにグリップを持つ手を強めます。
「鬼かよ!うわさの鬼かよ!悪いけどそういうの俺もう”前に1回やってるんだよ”」
悲しきかな、遺伝子でしょうか…。
直線の鬼の弟は、その直線の鬼を潜在的に出せる状態にまで成長していました。
「そんなのできんだよ!てめえみての特権みたいに言ってんじゃねえよ!」
そう言って”直線の鬼”になっている隼人の横に並ぶ悠人は、兄とまるで瓜二つな”直線の鬼”になっていたのです。
直線の鬼対決
「残り250m!」
わずか50mで直線の鬼同士の対決が始まった激熱レース。
最後のスプリントが始まった新開兄弟の二人。
その表情は、とっても似ていて本当に瓜二つでした。
その様子を、その時点までたどり着いた2年・3年メンバーが見守っています。
1・2年生率いる”在校生チーム”が、無事に2・3年メンバーを引き連れてきたのが垣間見えます。
先輩たちの後ろには、息が切れた後輩メンバーがいました。
「新開兄弟の勝負の行方を先輩たちに見せたい」
その一心で先輩たちを連れてきた後輩たちの心意気もこの1コマで読み取ることができて、なんだか熱いものを感じますね。
優秀な兄を持った悠人は、隼人の存在を疎ましく思っていました。
この思いは、ハコガクメンバーなら自ずと知っている事実。
しっているからこそ、この”新開兄弟の勝負”の行方が今後をいかに左右するかを知っているんでしょうね…。
個人的にはぜひ悠人に勝ってほしいです…!
弱虫ペダル671話のTwitter民の感想は?
弱虫ペダルネタバレ671話のTwitter民の感想は…。
新開兄弟の激熱展開に、興奮している読者多数でした!
弱虫ペダルネタバレ671話のまとめ・考察
ますます激熱展開になってきた新開兄弟のレース。
前回のインターハイで見れた「悠人の直線の鬼」の表情をもう1度見れるとは思いませんでしたね…!
2人が並ぶと、「やっぱり兄弟なんだな」とちょっとほほえましくなる場面でもありました。
激熱な新開兄弟のレースの行方を無事見守れることになったハコガクメンバーの到着にも興奮でした!
1コマ1コマにそれぞれの思いが乗っていた弱虫ペダル。
来週も見逃せません!