2022年1月17日発売号の週刊少年ジャンプに掲載のONE PIECE(ワンピース)1037話のネタバレ速報をお届けします。
前回は、キングの敗北が確定し、大看板を全員撃破しましたね。
また、ルフィとカイドウのバトルシーンが再開しました。
両軍のトップ同士が激突するワノ国・鬼ヶ島。
今回はどんな展開になっているのでしょうか。
※先週のネタバレはこちら→ワンピース1036話

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ワンピースネタバレ1037話速報
※ワンピース1037話のネタバレを含みますのでご注意ください。
扉絵“ためいきのジャッジ”
前々回から始まった扉絵連載のタイトルは、“ジェルマ66のあゝ無感情海遊記”のようです。
無事ホールケーキアイランドから脱出したジェルマ66。
城の外壁に佇むレイジュ、イチジ、そしてジャッジ。
どこか遠くの方を眺める3人ですが、タイトルに「ためいきのジャッジ」とあるように重たい空気が漂っているのがわかります。
戦いによって城がボロボロになっているからか、ホールケーキアイランドから逃げたことか、はたまた息子・サンジのことを思ってなのでしょうか。
ホールケーキアイランドを出た後どこに向かうのか気になりますね。
第1037話 “酒龍八卦”
ワノ国 花の都で行われている火祭りも終盤に差し掛かっています。
今日を逃すと一年間の間、民たちは酒と無縁の生活を強いられてしまうこともあり、肝臓の許容量を上回るほど宴に浸っていました。
火祭りの終わりが近付くと同時に、都では空船の準備が始まっていました。
空船は、両手で持てるサイズの小船に丸い提灯がくくりつけられており、そこに亡くなった先祖に向けて願い事を書いて空に浮かべるというものです。
たくさんの空船の中には、「お母ちゃんに会いたい」や「明日も子供にごはんをあげられますように」などが書かれたものがあり、私たちの生活では当たり前のことが花の都で願われているというのが、カイドウとオロチの恐怖政治の残酷さを物語っています。
酔っ払い・カイドウ
そんな花の都に刻一刻と近づいている鬼ヶ島。
ルフィと戦っているはずのカイドウは酒樽を傾けて喉を潤していました。
それに対しルフィは「何酒飲んでんだお前ェ!」と100点のツッコミ。
カイドウは「楽しいからよ…!」と答え、「お前もやるか?今日は…都じゃ『火祭り』!鬼ヶ島も『大宴会』って日だ!お前らにめちゃくちゃにされたがなァ!フフフ…」と、ルフィとの戦いを酒のツマミと言わんばかりの態度を示します。
そう言ったと思えば、「フヒヒャヒャヒャ!ホホホ!ウイ~!」と、どこから声が出ているのかと思う程大笑いするカイドウ。まさに笑い上戸です。
ルフィの「酔っ払ってんじゃねェか!」という120点のツッコミが清々しいです。
「おれに敗けても!『酔ってた』なんて言い訳すんなよ!?」と言いながらカイドウに向かって走るルフィ。
「フヒヒ…ブァ~カ野郎!ウォホホホホホホ!わざわざ弱くはならねェよ…」と酔っていながらもちゃんと会話ができているカイドウ。
「お前を認めたんだ!」「おれと本気で一対一(サシ)でやりあえる奴なんざ…いつぶりだろうな!」と、ルフィを認めているからこそ酒を飲んだとカイドウは言います。
カイドウにとって飲酒は強化の一要素ということなのでしょうか。
そう話すカイドウに向かってルフィは象銃(エレファントガン)を喰らわせようとしますが、カイドウの見事な上体反らしで避けられてしまいます。
カイドウは後方に避けた反動を金棒のテイクバックに利用し、「酒龍八卦 輪雷上戸 引奈落(しゅろんはっけ わらいじょうご らぐならく)」をお見舞いします。ルフィは地面に叩きつけられてしまいます。
その衝撃は凄まじく、ドクロドーム内 ライブフロアの天井に大きなヒビが入るほどです。
カイドウは龍の姿に変化しており、「楽しくはあれど…!城もこの島も半壊状態…!使い物になりゃしねェ~ちきしょ~城一つも守れねェなんて…」とネガティブ発言を連発しています。
「建て直しか…!建造に5年かかったんだぜ…!?ウィ~」と、がっくり肩を落としています。落込上戸のようです。
一方、攻撃をもろに喰らったルフィは、「うわあああ~!効いたァ~!あのヤロー!」と、ダメージは受けていますが祖父・ガープの拳骨を受けたときと同じようなリアクションです。
「油断したのおれじゃねェか!」とシラフである自分が攻撃を受けたことをエネルギーに変えて再度カイドウにつっこみます。
しかし、ルフィは「ハァハァ…」と息を切らしており、体力が削られているのが分かります。
落込上戸のカイドウは「精一杯やったぜおれァよォ~」「でも…もうダメかも知れねェ~…」とネガティブに磨きをかけています。
すると一転、「龍巻壊風(たつまきかいふう)」を繰り出しルフィに命中させます。
ルフィは武装色で斬撃を受け流します。流れた斬撃は大きな岩をスパっと真っ二つにするほどの切れ味です。
「近よるな…!うお~ん」「そっとしといてくれバカ野郎がァ!」とカイドウは泣き上戸になり、身体も人獣型に変化しています。
「うおおんおんおん!…ヒック!」と泣きながら、「つきまとう奴にはこうだ!雷鳴八…」と技を振ろうとしているカイドウ。
「ハァ…ハァ…調子狂うな…」と言うルフィは、カイドウの金棒の上に乗り、そのままカイドウの顔面に蹴りを入れます。
カイドウは怯まず尻尾でルフィの足を掴み逃がしません。
掴まったルフィと泣きわめくカイドウはお互いに頭突きを喰らわせ合います。
覇王色の激突でギギギギ…!と衝撃音が響き渡り、黒い稲妻が走ります。
お互いのパワーが拮抗しているように思えましたが、ルフィが吹き飛ばされてしまいます。
ルフィ曰く、覇気が強まっているようです。酒の影響でしょうか。
頭突き勝負に勝利したカイドウは「ぬゥ!せっかくの酔いがァ…!ウィ~醒めちまうだろうが!」と怒り上戸になり「熱息(ボロブレス)」を放ちます。
サッと避けたルフィは「ゴムゴムの怪鳥銃乱打(ロックガトリング)」を仕掛けますが、カイドウも負けじと「軍荼利龍盛軍(ぐんだりりゅうせいぐん)」を放ちます。
攻撃の応酬が続きますが、カイドウの金棒をルフィが左手で弾いて攻撃を阻止し、武装色硬化した蹴りをカイドウの腹部に撃ち込みます。
これにはさすがのカイドウにも効いた様子です。
“悪魔の実”のもう一つの名前
場所は変わり、赤い土の大陸(レッドライン) 聖地マリージョア。
「今年の『世界会議(レヴェリー)』は…呪われてる」「その件は置いておけ」
そう話すのは世界最高権力・五老星の面々です。
世界会議が呪われているとはどういう意味でしょうか。
サボの死亡疑惑やしらほし強奪未遂などたくさんの事件が起こりましたが、その他にも大きな出来事があったことを示唆しているのでしょうか。
「事を急ぐのは『ワノ国』だ」「ここまでの戦いになると誰が想像した」
現在、カイドウとルフィが対決しているワノ国での戦いは五老星たちの耳にも入っているようです。
「手を打つなら今だ…ニコ・ロビンはもう捕らえた頃だろう」「カイドウとビッグ・マムの戦いなら誰が死んでも不自然じゃない…!消すべきだ」
この混乱に乗じてとある人物を消そうと提案しています。
手を打つとは一体何をするつもりなのでしょうか。
ニコ・ロビンはもう捕らえた頃だろう、という言葉からロビンは生かしておき、その他の人物を抹消するという意味に取れます。
「いや…あり得ん!もはやあの実は我々にとっても伝説だ 過去何百年も“覚醒”する事などなかった」
その人物はとある悪魔の実の能力者であり、しかもその悪魔の実は伝説と呼ばれているようです。
そしてその実の能力は過去何百年も覚醒することはなかったといいます。
すでに覚醒している能力というと「ジキジキの実」「オペオペの実」です。
五老星が消そうとしているのはこの2人なのでしょうか。はたまた、これから覚醒するかもしれない悪魔の実の能力者なのでしょうか。それであればルフィが筆頭になるでしょうがミスリードにも思えます。
さまざまな可能性がありますが、五老星は続けて、「ではなぜ『世界政府』は…!わざわざあの“悪魔の実”にもう一つの名を与えた!」とその悪魔の実には隠された名前があると言います。
「歴史からその実の名前を消す為だろう!?」
その悪魔の実の名前は世に知れ渡っては世界政府にとって良くない影響がありそうです。
悪魔の実の謎が少しずつ紐解かれています。
所変わってワノ国近海。
世界政府の軍艦が何隻も浮かんでいます。
政府の電伝虫の電波が聞こえてきます。「全艦そのまま待機だ…」「あの…」「どうした?」
「いえ…何やら巨大な影が…」と、軍艦の行く先を阻むものがあると報告しています。
何が阻んでいるのか聞かれますがその正体は不明であり島のように見えます。
しかし、徐々にその姿が見え始め、軍艦の何倍もの大きさの象のシルエットが浮かんできました。
その正体は象主だったのです!
ワンピースネタバレ1037話のTwitter民の感想は?
ワンピース1037話のTwitter民の感想は…
ルフィとカイドウのバトルについてのツイートも多かったですが、それ以上に最終2ページに関するツイートで溢れていました。
ワンピースネタバレ1037話のまとめ・考察
今週は、ルフィとカイドウがバチバチに戦っているシーンが色濃く描かれていてカッコ良かったです。
カイドウが酒に酔ってバトルスタイルが変化していくのも新しくて面白かったです。
しかし、それを上回るほどラスト2ページの情報量が多く、そこですべて持って行かれた印象です。
五老星が消そうとしている人物、伝説と呼ばれる悪魔の実、突如現れた象主の存在。
ワンピースのストーリーに潜んでいる大きな謎が明かされていく予感がたまらないですね。
こんなに続きが気になるのに来週は休載…。
尾田っちには無理せず連載してほしいです!